イベントについて
名称(日本語)
- 夏越し大祭 つきじ獅子祭(波除稲荷神社)
- なつこしたいさい つきじししまつり(なみよけいなりじんじゃ)
歴史
つきじ獅子祭は、築地の産土神(うぶすながみ)である波除稲荷神社の例大祭です。江戸時代の築地埋め立て工事の際、荒波を鎮めた神徳に感謝し、雲を従える「龍」、風を従える「虎」、そして一声で万物を伏せさせる「獅子」の巨大な頭を担いで回ったのが祭りの始まりとされています。
江戸時代の『東都歳時記』にも、獅子頭を神輿のように担ぎ出す様子が記されており、当時から江戸っ子に愛される賑やかな祭りでした。大正時代の関東大震災で多くの古文書や獅子頭が焼失してしまいましたが、1990年代から2000年代にかけて、伝統の復活を願う人々によって「天井大獅子」や「弁財天お歯黒獅子」が再建されました。
この祭りは、数年ごとに行われる「本祭り」と、それ以外の年の「陰祭り」に分かれています。本祭りの年には、神社に伝わる「千貫宮神輿」と巨大な獅子頭が築地の街を練り歩き、その勇壮な姿は圧巻です。
開催場所と日程
- 場所:波除稲荷神社および築地場外市場周辺。
- 住所:〒104-0045 東京都中央区築地6-20-37。
- アクセス: 東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩約7分。 都営大江戸線「築地市場駅」から徒歩約5分。
- 日程:毎年6月10日前後。主に10日に最も近い金曜日から日曜日にかけて開催されます。
- 2026年予定:2026年6月12日(金)〜14日(日)頃(神社の正式発表をご確認ください)。
進行
この祭りは「夏越し大祭」とも呼ばれ、一年の半分にあたる6月に、罪穢れを払い、夏の疫病を防ぐ夏越し(なつごし)の神事としての意味合いを持っています。
鎮花祭や宵宮祭を経て、最も盛り上がるのが渡御祭(とぎょさい)です。築地の活気あふれる市場周辺を、巨大な獅子頭や神輿が巡行します。特に「お歯黒獅子」は、かつての江戸の既婚女性の習慣であったお歯黒を再現しており、女性だけで担がれる場面があることでも有名です。
「わっしょい」という威勢の良い掛け声と祭囃子が響く中、狭い築地の路地を巨大な獅子が通り抜ける様子は、江戸情緒と市場の活気が融合した唯一無二の光景です。
役立つアドバイス
写真撮影
最も迫力ある写真が撮れるのは、神社の鳥居を出る「宮出し」と、戻ってくる「宮入り」です。また、場外市場の看板や店舗を背景に獅子頭を撮影すると、築地らしい一枚になります。
天気
6月の東京は梅雨の時期で、湿度が高く非常に蒸し暑くなります。また、突然の雨も多いため、レインコートを用意しておくと安心です。人混みの中での傘の使用は避けましょう。
交通
築地周辺は非常に道が狭く、巡行中は通行規制が行われます。車での来場は避け、地下鉄を利用してください。築地駅や築地市場駅は非常に混雑するため、時間に余裕を持って移動しましょう。
訪問者のコツ
祭り見学の合間に、築地場外市場で旬のグルメを楽しむのがおすすめです。神輿や獅子の現在地を知りたい場合は、沿道の方に「おみこしはどこを通りますか?」と尋ねてみてください。
準備するもの
現金(屋台や市場での買い物用)、ウェットティッシュ、タオル、モバイルバッテリー。また、水分補給をこまめに行い、熱中症対策を万全にしてください。
ソースとリファレンス
- 波除稲荷神社公式サイト:つきじ獅子祭
祭りの由来、獅子頭の歴史、本祭りと陰祭りの違いなどが詳しく解説されています。
- 波除稲荷神社:交通案内
公式のアクセス情報と地図が掲載されています。
場所
Natsugoshi Taisai Tsukiji Shishi Matsuri (夏越し大祭 つきじ獅子祭)
次回開催日:
2026年6月12日金曜日〜2026年6月14日日曜日
会場:
Namiyoke Inari-jinja (波除神社)
6 Chome-20-37 Tsukiji, Chuo City, Tokyo 104-0045, Japon
今後の予定
- 12/06/2026 〜 14/06/2026
- 11/06/2027 〜 13/06/2027
- 09/06/2028 〜 11/06/2028