神格・人物像
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稲・収穫・豊穣を司る女神。
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須佐之男命(スサノオノミコト)の妻。
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国津神である 足名椎(あしなづち) と 手名椎(てなづち) の娘。
神話上の役割
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天界を追放された須佐之男命が地上に降臨した神話に登場する。
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毎年一人ずつ子を喰らう巨大な蛇 八岐大蛇(やまたのおろち)への 生贄として定められていた。
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稲田姫は最後に残された娘であり、 須佐之男命によって間一髪で救われる。
代表的な神話:櫛名田比売の救済
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須佐之男命は事情を知り、 助ける代わりに稲田姫との結婚を申し出る。
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姫を櫛(くし)に変え、 自らの髪に挿して守る。
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強い酒で八岐大蛇を酔わせ、 眠ったところを退治する。
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勝利の後、須佐之男命は 稲田姫を妻とし、 出雲に宮殿を築く。 これは地上世界成立の象徴的な出来事とされる。
象徴性
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清浄・豊穣・再生の象徴。
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人と自然の調和、 そして救済的な愛を体現する存在。
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稲との結びつきから、 豊かさと繁栄を象徴する女神。